日下部 千佳 新卒/2017年合流
- アミタホールディングス株式会社
未来デザイングループ技術クリエーションチーム
Profile
弘前大学 理工学部
地球環境学科 卒業【理系】
研究テーマ:
FNNによる海洋表層栄養塩濃度の推定に
クロロフィルa濃度が及ぼす影響
Q在学中に学んだことが今にどう活きていますか?
在学中は、様々な分野を幅広く学びましたが、現在の仕事には、大学で行った実験の基本的な部分やデータ整理の仕方が活かせています。
現在のチームに配属されるまでは、営業や秘書、総務などの仕事も経験しましたが、そこでは在学中に特に熱中していたよさこいサークルの活動で培った人間観察力や、相手を思いやる力なども活かせたと思います。
Qアミタに合流した
きっかけ・理由は何ですか?
ビジネスとして
環境問題に
立ち向かっている企業が
あったのか!という感動
リオでの伝説のスピーチで知られるセヴァン・カリス=スズキさんに憧れを抱いた中学生の頃から“環境に良い仕事をしたい”という夢を持っていました。
しかし、具体的にどんな仕事がしたいのか、自分にどんな仕事ができるのかも分からず、「環境問題を解決できる仕事なんてないのかもしれない」と諦めかけていました。
そんなときに、偶然アミタのウェブサイトを発見しました。
ビジネスとして環境問題に立ち向かっている企業があったのか!と感動し、生まれ育った東北を離れる覚悟で飛び込みました。
ビジネスとして
環境問題に
立ち向かっている企業が
あったのか!という感動
Q現在の仕事について教えて下さい。
どのようにして新たな
価値を生み出すか、
毎日が仮説と検証の繰り返し
商品・技術開発の仕事をしています。
具体的には、成分分析や調合(※)割合の検討、また様々な実験を重ね、産業廃棄物の新たな再資源化方法を考えています。
また、アミタが宮城県南三陸町や奈良県生駒市で行っている、生ごみの分別回収を、住民の方々により快適に取り組んでいただけるような仕組みに改善できるよう、ソフト面・ハード面での技術開発なども行っています。どのようにして新たな価値を生み出すか、毎日が仮説と検証の繰り返しです。
※調合…「調整」と「混合」によって、廃棄物を安定した地上資源へ再資源化する、アミタ独自のリサイクル技術。
詳しくはこちら。
Qアミタで働く醍醐味は何ですか?
また、それを実感するのはどんな時ですか?
難しいからこそ、
達成感は倍増
産業廃棄物は、性状や成分が一定でなく、取り扱いがとても難しいものです。
リサイクル設備に悪影響を与える成分が含まれていたり、予期せぬ反応性があったりと、再資源化をする際には、扱い方に頭を悩ませることが多々あります。
それでも諦めずに、最適なリサイクルレシピを見つけられたときや、狙い通りの製品が出来上がったときなどは「新しい価値を生み出すことができた!」と嬉しく感じます。
無価値で不要な物と思われた廃棄物でも、最適な取り扱い方を見つけることができれば新たな価値につながります。難しいからこそ、達成感は倍増です。
不安との闘いを経て
一回り成長できた
実証実験
Q大変だった仕事、失敗したけれど、現在の糧となっているエピソードを教えてください。
不安との闘いを経て
一回り成長できた
実証実験
初めて担当となった宮城県南三陸町での液体肥料の性状改善に関する実証実験では、準備の段階から本番の運営、実験後のデータの整理など、やらなければならないことが多く、てんやわんやでした。
常に不安との闘いでしたが、先輩方からのサポートもあり、何とか実証実験を進め、完了させることができました。
色々と予想外のことが起こったり、うまくいかなかったりということもありましたが、一連の流れを経験したことで、一回り成長できたと実感しました。
今ではこの実証実験を任せて頂けて本当に良かったと思っています。